マスクのせいで肌荒れが!?原因や予防・対策方法についてご紹介します!

エイジングケア

 2020年3月以降、マスクを着用する機会が増えているかと思われます。中には四六時中マスクが外せない方もいるかもしれません。それに伴い、マスクの着用による肌荒れに悩む方も増加傾向であるのも確かです。

 ここでは、マスクのせいで肌荒れとなる原因と、予防および対策方法についてご紹介します。





| マスクの着用に関する厚生労働省の見解

 まずは厚生労働省のマスクの着用に関する見解です。厚生労働省は「屋外での着用は原則不要」と発表しています。

 マスクの肌荒れの防止には、何よりもマスクの着用時間を減らすことが第一です。特に夏場の熱中症対策として、屋外でのマスク非着用を推奨しています。1日のうちほんの数分間からでも、マスクを着けない時間を設けることから始めていきたいところです。


| マスクによる肌荒れを起こす3つの原因

 マスクによる肌荒れを起こす原因として、次の3つがあげられます。

  • マスク着用時の温度と湿度の変化
  • マスクの着脱による摩擦
  • マスクを外した際に起こる乾燥


| マスク着用時の温度と湿度の変化

 マスクを着用中に呼吸をすることで、マスクの内側の温度と湿度が上昇します。イメージとしてはサウナや熱いお風呂に入っている状態が近いかもしれません。

 適度な湿度は「潤い」となりますが、過度な湿度は雑菌の繁殖を促します。

 皮膚の常在菌である 「アクネ菌」はお肌を保護する役割を持つ細菌です。

 マスク内の汗や皮脂の分泌が増えることで毛穴の詰まりとともにアクネ菌が過剰に増殖し、お肌の赤みやかゆみや炎症へと導きます。


| マスクの着脱による摩擦

 飲食時などでマスクを外すたびに、お肌に摩擦が起こります。マスクを着用する際も同様です。

 摩擦が起こることでお肌の角質層は少しずつではありますが損傷していきます。

 角質層の役割は紫外線や雑菌などからお肌を保護し、お肌の水分量を適切に保つバリア機能です。

 マスクの着脱による摩擦は、お肌のバリア機能の低下を招きます。バリア機能の低下は肌荒れやニキビ、かゆみやかぶれの要因です。


| マスクを外した際に起こる乾燥

 マスクを着用している間に溜まった湿気は、マスクを外した途端に蒸発します。同時にお肌の水分量も減少させるため、お肌は乾燥状態へとまっしぐら。

 乾燥したお肌は角質層のバリア機能を失い、かゆみや肌荒れの形で表面化します。


| マスクによる肌荒れを予防する8つの対策

 マスクによる肌荒れの予防には、以下の8つの対策が考えられます。

  • 自身のお肌に合わせたマスク選び
  • マスクのサイズもチェック
  • マスクの内側の湿度を調整する
  • 可能であれば新しいマスクに替える
  • スキンケアを見直す
  • 栄養バランスの取れた食事
  • 良質の睡眠
  • 軽めの運動を継続する


| 自身のお肌に合わせたマスク選び

 マスクによる肌荒れを直接的に防ぐためには、自身のお肌に合わせたマスク選びが大切です。市販されているものの中で比較的入手しやすいのは、 不織布(ふしょくふ)マスクです。

 不織布マスクは価格が低くなればなるほど、肌触りのあまりよろしくないゴワゴワしたタイプが多くなる傾向が見受けられます。

 さりとてマスクにお金をかけすぎるのも本末転倒になりかねません。お財布と相談しながらお肌に優しいタイプのマスクを選びたいところです。

 不織布マスク以外にも綿素材やガーゼ素材、シルク素材のマスクなどが選択肢となり得ます。


| マスクのサイズもチェック

 マスクのサイズをチェックすることも、肌荒れの防止対策のひとつです。

 たとえば大きめのマスク の場合、マスクとお肌の間の隙間から空気が流れ込みやすくなります。特に冬場の乾燥した空気は、瑞々しいお肌への大敵です。

 一方、小さめのマスクはお肌とマスクの摩擦を上昇させるため、こちらもお肌への深刻なダメージへとつながるリスクがあります。耳のゴム部分がきつすぎると、締め付けられる痛みでマスクどころではなくなるでしょう。

 マスクのサイズは次の計測方法がおすすめです。

  • 1. 定規やメジャーを準備する
  • 2. 親指を真上に上げて人差し指をまっすぐ前に伸ばします(L字型または直角をイメージ)
  • 3. その形をキープしたまま、親指の先を耳の最上部(付け根)に当てる
  • 4. 人差し指は鼻上部の付け根から1センチほど下に当てる
  • 5. 親指と人差指までの長さを定規やメジャーで計測する
  • 6. 計測したサイズに近いマスクを選ぶ

 計測したサイズ
子ども用サイズ9cm~11cm
小さめのサイズ10.5cm~12.5cm
ふつうサイズ12cm~14.5cm
大きめサイズ14cm以上

| マスクの内側の湿度を調整する

 マスクの内側は呼吸で温度と湿度が上昇するため、こまめに汗を拭くことを心がけましょう。不織布マスクとお肌の間にガーゼを挟むのも、湿度調整のための一工夫です。

 ガーゼは湿気が多くなった時点で交換してください。ただし、あまりにも息苦しいようであれば、周囲の状況に応じて外すことも検討しましょう。一時的な呼吸困難に陥っている可能性があるためです。夏場は熱中症のリスクも高まります。

マスクを外す際には、以下の「厚生労働省の見解」を参考にしてください。

 可能であれば新しいマスクに替える

 同じマスクを長時間着用し続けることで、雑菌が繁殖しやすくなります。可能であれば新しいマスクに替えることも、肌荒れの対策ひとつです。

 スキンケアを見直す

 マスクによる肌荒れに対処するためには、スキンケアを見直す必要があります。できれば刺激や添加物が少なめの基礎化粧品を使用したいところです。洗顔やクレンジングにてお肌の汚れを落とし、化粧水や乳液などでお肌の潤い成分をしっかりと補給します。


| 栄養バランスの取れた食事

 お肌の潤いをキープするためには、日々の食事も重要なポイントです。

  6大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維)をバランス良く摂るように心がけましょう。

栄養素主な食材
炭水化物・お米(玄米含む) ・パン ・麺類(うどん、そば、パスタ、ラーメンなど)
脂質・牛肉(バラ肉、サーロインなど) ・魚介類(イワシ、マグロ、サバなど) ・大豆製品(凍り豆腐、油揚げなど) ・ナッツ類(松の実、くるみ、ピスタチオなど)
たんぱく質・肉類(牛、豚、鶏、羊、鯨など) ・魚介類(青魚、白身魚、甲殻類、貝類など) ・大豆製品(豆腐、納豆、油揚げなど) ・乳製品(チーズ、ヨーグルトなど) ・ナッツ類(アーモンド、カシューナッツなど)
ビタミン・緑黄色野菜(ブロッコリー、モロヘイヤなど)・果物(柑橘類、いちご、アボカドなど) ・海藻類(海苔、わかめ、ひじきなど)
ミネラル・カルシウム(乳製品、魚介類)・マグネシウム(納豆、ひじき、きくらげなど) ・カリウム(野菜、果物、海藻など) ・鉄分(レバー、赤身肉、ひじき、切干大根など) ・亜鉛(牡蠣、レバー、チーズ、凍り豆腐など)
食物繊維・水溶性食物繊維(大麦、納豆、干し椎茸など)・不溶性食物繊維(とうもろこし、小豆など)

良質の睡眠

 マスクによる肌荒れの原因には睡眠不足も含まれます。睡眠時間については諸説ありますが、6時間以上を意識すると良いかもしれません。布団や枕、ベッドやマットレス、寝室の照明や香りなどの工夫も良質の睡眠に導きます。

軽めの運動を継続する

 軽めの運動を継続することも、マスクによる肌荒れの防止につながります。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動や柔軟性を高めるストレッチ、負荷の少なめな筋肉トレーニングを組み合わせるのがおすすめです。


| まとめ

 ここまでマスクによる肌荒れの3つの原因と、肌荒れを防止する8つの対策について紹介してきました。マスクを外すときと着用するときのメリハリをしっかりつけることと、お肌を含む身体のお手入れがカギとなります。

 できるだけ清潔なマスクを着用するのも大切な要素です。各々が工夫してマスクのせいで起こる肌荒れを防ぎましょう。


出典:厚生労働省 ”マスクの着用について

文/bluefunk

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