膝関節症

膝関節症

変形性関節症~アスリートと再生医療~

ONODERAメディカルは、プロアスリートの活躍・パフォーマンス力向上を再生医療のチカラでサポートします。

アスリートを悩ます変形性関節症

アスリートを悩ます疾患の一つとして、変形性関節症があります。
変形性関節症とは、軟骨の擦り減りによって関節が変形してしまう疾患です。
膝や股関節、肩や手首などの、様々な部分で症状が起こる可能性があります。
主な症状として、関節周囲が腫れたり、痛みが生じる症状が発生します。また、関節を動かした際に音が鳴ったり、膝の場合には、歩行が困難になったりします。
関節が変形してしまうことで体の中の様々な部分で不調が起き、重度の場合は手術の選択をせざるを得ない可能性もあります。さらに年齢を重ねるにつれて、発症のリスクも上がりやすくなると言われています。

アスリートに再生医療が必要とされる理由

一日でも早い復帰が必要なアスリートにとって、外傷・障害の治療を入院や手術なしに行えることは大きなメリットの一つです。
例えば、スポーツ選手に対する変形性関節症の治療として「高位脛骨骨切り術」と呼ばれる骨切り術が選択されることがあります。膝の変形により体重のかかる部分が膝の中央でなくなってしまった半月板や膝の軟骨を、切開により正しい位置に矯正し、人工骨を挟んだあとに金属のプレートで固定します。
術後は固定した金属プレートを1年後に抜去する必要があり、身体への負荷も大きく⾧いリハビリが必要となります。
一方で再生医療は、運動療法や薬物療法と手術の中間に位置する治療法として注目されています。身体への負荷が少ないことに加え、元々の体の機能を活性化させ、自己修復力を高めることが可能です。失われた機能の再生力を活性化させることで、ケガや疾患に対する根本的な治療を目指します。
もちろん、アスリートだけでなく、変形性関節症の症状に悩む全ての人にとって再生医療は適しています。国内の患者数は男女問わず加齢とともに増加傾向にあり、6,320万人以上いると言われています。治療法の一つとして選択される関節鏡下手術(滑膜切除・半月板切除)も、身体に大きな負担をかけることから、80代を超えると手術希望者が減少します。

要介護の原因として重要視

日常生活において介護が必要となる要支援の原因としては「関節疾患」が最も多い19.4%を占めています。
特に、下肢の関節疾患への対策が健康寿命を維持する上で重要な課題となっています。


厚生労働省「要介護別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合」をもとに作成

厚生労働省第6回NDBオープンデータ「款別性年齢別算定回数」をもとに作成

しかし、再生医療では身体にメスを入れることなく、自分の血液中に含まれる傷んだ身体を治す成分を取り出し、濃縮し、自身の体内に戻すことで自己修復力を高めながら治療することが可能になります。

変形性関節症患者の関節の状態と治療イメージ

ONODERAメディカルは血液由来加工受託サービス・細胞培養加工受託サービスを行い、変形性関節症の治療に貢献してまいります。

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